ガレット・デ・ロワ2016(前半)

· Workshop

日時 2016年12月18日(日)13時30分~16時30分

内容 オリジナルフェーブを使用したガレット・デ・ロワを制作するワークショップ

場所 ガラス体験工房 森のくに(岩手県花巻市大迫町大迫第12地割45-1)

対象 原則小学4年生~6年生及び中学生(20名)

講師 松井利夫/陶芸家、京都造形芸術大学 教授

参加費 500円

ガレット・デ・ロワは、フランスの公現節(1月6日)に食べられる伝統菓子のこと。ガレットは丸いお菓子、ロワは王様という意味です。ガレット・デ・ロワの中には「フェーブ」という陶器の人形が一つだけ入っていて、切り分けた時にフェーブが当たった人は王冠をかぶり、みんなから祝福を受け、その日は王様・女王様になることができます。そして、その年を幸せに過ごすことができると言い伝えられています。

本ワークショップは、前後半の2回に分けて開催します。今回は前半のオリジナルフェーブの制作を行いました。

◆実施内容◆

【その1:ガレット・デ・ロワのおはなし】

今回の講師である松井先生から「ガレット・デ・ロワ」の歴史や、ガレットに入れる陶器の人形「フェーブ」について教わりました。緊張もしているのか、真剣な顔でジッと先生の顔を見ながら聞くこども達。フェーブを当てた人は王様や王女様になれます、ちょっとしたお願いにお母さんも聞いてくれるかも?そんな言葉に目を輝かせる様子がみられました。

【その2:色を塗る練習をしよう】

用意された4cm程度の真っ白な陶器の人形で、色を塗る練習をします。着色に使うのは「釉薬」と呼ばれるもの。見た目は普通の絵具なのにどこか暗い色をしたものが多く、こども達から「先生!赤い絵の具がありません」との声。それに対し「これは今は茶色だけど、焼くと赤色になるんだ。塗り重ねるときれいに色が出るよ」と先生は答えます。分からない事を積極的に聴き、時には互いに教え合うこども達の姿がみれました。

【その3:オリジナルフェーブを作ろう!】

真っ白い粘土で自分の好きな形を作り、先ほどの釉薬を塗っていきます。作る形は、自分の好きな動物や植物、習い事で使っている楽器、自分だけの想像の生き物など様々。「自分で作ったものに色を塗るの、不思議な感じ」と、ワクワクと楽しそうに作ったり、時には作りたかったモノが上手く形にならず残念そうにしていたり。最後は出来たものを片手に笑顔を見せてくれました。

◆参加した方々の感想◆

・粘土で形を作るのが楽しかった

・自分で作った粘土の人形に、色を塗るのが面白かった!

・いっぱい学んで、あと隣の子と仲良くなって友達になりました

◆ワークショップの流れ◆

13:00 開場・受付

13:30 ワークショップ開始~はじめのあいさつ、講師紹介

13:45 着彩の練習

14:30 オリジナルフェーブの制作

16:00 おわりのあいさつ、片付け

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